日本分類学会 第14回シンポジウム


シンポジウム開催のご案内
− データの科学と統計教育  〜 情報をよむ手法としての統計学 〜 −


 この度、標記のテーマで、シンポジウムを開催する運びとなりました。ご関心のある方々のご参加をお待ちいたします。

テーマ: データの科学と統計教育  〜 情報をよむ手法としての統計学 〜
開催日時: 2003年12月19日(金)、13時30分〜16時15分 (受付開始:13時)
場所: 統計数理研究所、講堂 (東京都港区南麻布4-6-7)
オーガナイザー: 上田 尚一 (龍谷大学)、矢島 敬二 (東京理科大学)、林 篤裕 (大学入試センター)
 

開催の主旨
 パソコンやインターネットの普及に伴って、統計解析ソフトウェアが種々発表され個人の持っているデータを手軽に解析することが可能になっています。また、表計算ソフトのマクロやアドインソフトも充実してきており、データ解析を体験することは今やそれほど難しいことではありません。
 しかし、これらソフトウェアの使用法についての教育や、出力結果をどのように解釈し、そしてどう対処すれば良いか等の活用技術の教育は、パソコンの普及やソフトウェアの充実とは独立に確立しなければならないと思われます。
 林知己夫元会長の提唱された「データの科学」の実践、いいかえれば「情報をよむ手法としての統計学」の実現を図るには、解析対象であるデータの素姓はもちろん、統計理論やソフトウェアなどの関連した事項を学習しておく必要があり、またこのような人材を育てる必要があるともいえます。そこで、本シンポジウムでは統計教育の分野でいろいろな活動を行い、また情報を発信しておられる三先生方に、それぞれの経験や研究をご講演いただき、今後の統計教育の在り方を模索できればと考えております。
 
 

◆◇◆ プログラム ◆◇◆

◆ 司会 ◆
       林 篤裕 (大学入試センター)

   (0) シンポジウムの開催趣旨と総論 (13時30分〜13時40分)
       矢島 敬二 (東京理科大学)

   (1) 統計教育の現状と課題 (13時40分〜14時20分)
       〜生涯教育としての統計リテラシーの必要性〜
       渡辺 美智子 (東洋大学)

   (2) 統計情報データベースの現状と課題 (14時20分〜15時00分)
       宿久 洋 (鹿児島大学)

◇◇◇◇ コーヒーブレイク ◇◇◇◇

   司 会 :
       矢島 敬二 (東京理科大学)

   (3) 統計教育用ソフトの要件 (15時15分〜15時55分)
       上田 尚一 (龍谷大学)

   (4) 総合討論  (15時55分〜16時15分)
       ○会場参加者との質疑応答
 
 

当日受付および資料代:
当日、会場は13時に受け付けを開始いたします。また、資料代として1,500円を承ります。
事前申し込みをされた方は,事前申込者受付カウンターへおいでください.